大熊ミライプラントは12月18日、福島県大熊町の大熊中央産業拠点への立地に向け「企業立地に関する基本協定」を大熊町と結びました。国内最大級の「早生樹メリクロン培養・育苗工場」を開発し、年間30万本規模の苗木生産を目標に掲げます。メリクロン培養は植物の組織を培養して同品質の苗を増やす技術で、温度・湿度などの環境要因をAIで常時管理・分析し、育苗工程のデータ化・標準化を進める計画です。背景には、森林の高齢化や伐採後の再造林の停滞、木質バイオマス需要の拡大に対し苗木供給が慢性的に不足している現状があります。同社は立地を通じて地域の産業創出や雇用創出、帰還・定住促進への貢献を見込むとしており、今後は地域との対話や教育連携、イベント参加などを通じて拠点整備と事業拡大を進める方針です。

【商品情報】

公式HP https://okuma-miraiplant.com

source: PR TIMES

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